ジビエ料理に広く利用されるようになってきた野生の鹿とイノシシ。その骨や角を使って工芸品を作る男性が愛知県豊田市にいる。約3年にわたる試行錯誤を経て、今月から本格的に販売を始めた。
豊田市の山間部にある足助地区。3棟の手作りの小屋が竹尾博史さん(60)の工房「三州しし森社中」だ。一角のギャラリーに並ぶアクセサリー類は、鹿の角とイノシシの牙が材料。指輪、ネックレス、ピアス、キーホルダー、ブレスレットなどがあり、値段は税込みで1900円から5千円だ。鹿の角からは、燭台(しょくだい)(2万5千円から)やシャンデリア(注文制作、20万円から)も作った。
自慢の置物は、頭骨を塗装して…