絢爛(けんらん)豪華な祭り屋台が街中を練り歩く「春の高山祭」が15日、岐阜県高山市で最終日を迎えた。平成最後となる祭りに多くの観光客が訪れ、きらびやかな装飾の祭り屋台をカメラに収めていた。
ユネスコの無形文化遺産に登録された屋台行事の一つ。初日の14日はあいにくの雨模様だったが、この日は天候にも恵まれ、精巧な彫刻や織物、漆工などが施された高さ約7メートルの祭り屋台が見物客を魅了した。
新元号「令和」を記念して、5月1日には春と秋の祭り屋台計21台が市内に勢ぞろいする「特別曳(ひ)き揃(そろ)え」が予定されている。(山下周平)