「モダンアートの殿堂」と呼ばれるニューヨーク近代美術館(MoMA)が、日本国内での雑貨販売に力を入れている。日本で48カ所目となる店を東京・銀座に今月オープンさせるほか、今秋に関西に大型店を開く。場所は未定。海外出店は今のところ日本だけだ。店内には美術館の学芸員が選んだ色とりどりの雑貨が販売され、商品を通じて美術館の魅力を日本人にアピールする。
銀座の新店は今月26日に銀座ロフト内に開く。営業面積50平方メートル余りの小規模なものだが、デンマークのモダニズムアーティストの絵画に着想を得た陶器や、MoMAの永久収蔵品を元にしたバッジなど約400種類の品をそろえた。
MoMAは、ニューヨークに3…