経済的な理由で進学が困難な子どもたちのために使ってほしいと、昨年10月に95歳で亡くなった石川県内灘町の浅村久子さんの遺産3500万円が県社会福祉協議会に寄付された。県社協は基金を創設し、久子さんの遺志に添った支援活動に取り組むという。 おいの精一さん(60)=七尾市=によると、久子さんは金沢市で生まれた。小学校卒業後も勉強がしたくて進学を望んでいたが、家庭の経済的な事情のために断念。旧電電公社に定年まで勤めた。 定年後もエアコンなどの電化製品を極力使わない質素な暮らしぶり。ぜいたくといえば、年1回ほど姉妹と行く旅行ぐらいで、年金などをコツコツとためていたという。久子さんは生前、親族らにこんな趣旨のことを伝えていた。 「勉強をしたかったができなかったので、せめて人の役に立つように遺産を使ってほしい」 24日、遺産相続人6人を代表… |
倹約で貯めた遺産3500万円、学びたい子のため寄付
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