分断した言論空間の萌芽、ネット以前から 津田大介さん——贯通日本资讯频道
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分断した言論空間の萌芽、ネット以前から 津田大介さん

明日も喋ろう ジャーナリスト・津田大介さん


中学生の時、朝日新聞阪神支局の襲撃事件が起きました。新聞を読み、社会に興味を持ち始めた時期。テロの強烈な印象だけが残りました。


数年前、「反日分子には極刑あるのみ」などと書かれた犯行声明文を改めて見る機会があり、現在の我々を取り巻くインターネット言論との強い類似性に驚きました。「反日」という言葉や物言いを目の当たりにし、今日の分断された言論空間の萌芽(ほうが)は、このときから確実にあったんだと強く感じました。


平成の言論は、インターネットと切り離せません。「ワールド・ワイド・ウェブ」(WWW)は、今我々が使っているインターネットにつながる重要なウェブ閲覧の仕組みですが、誕生したのがくしくも1989(平成元)年3月でした。


決定的だったのは東日本大震災…


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