漫才師・横山たかしさんの死去に、相方の横山ひろしさんやタレントの森脇健児さんらゆかりの人たちが2日、思い出や人柄をしのぶコメントを出した。
漫才師・横山たかしさん死去 「ほらふき漫才」が代名詞
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漫才師の横山ひろしさん
お見舞いに行ったときに、ユーチューブで2人の漫才を見せたら、それまでうつろやったのに、パッと元気な顔になって見入っていた。そして終わった頃に、「さっ、舞台やで」と声をかけたら、大きな声で「わかった、はいはい」と答えてくれた。「ありがとう」とお互いに言い合って別れたのが、コンビとしての最後の言葉だった。
いままで、楽しい人生やったと思う。自分たちにしか出来ない漫才が出来て、本当に幸せだった。いい夢を見させてくれた。
55年間大きなけんかはしたことが無かった。仕事場に2人で一緒に行くことも多く、同郷ということもあり、お互いに思い合えた関係だった。松竹芸能で最長のコンビ歴漫才師として頑張っていこうな、と言ってたところなのに、最後の最後に大ぼらふかれました。
弟子に、「ひろし頑張れよ。漫才続けてや」と伝言を残してくれていたのを、今日初めて弟子から聞きました。日本一の漫才師であり、最高の相方でした。
タレントの森脇健児さん
たかし師匠は僕が東京から関西に戻り仕事が激減していた時に「健ちゃん、辛抱や。また輝く時が来るから今は辛抱や」といつも励ましてくれました。たかし師匠の生き様から芸人として多くのことを学ばせて頂きました。ありがとうございました。
落語家の桂福団治さん
味わい深い芸で多くのファンに愛され、関西の演芸をしっかり支える大きな存在でした。芸人としての生き様も素晴らしく、感謝の念に堪えません。一緒に仕事をした楽しい思い出が多く残念でなりません。