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家族の介護や持病を抱え、遠方の配置転換への配慮を求めていた50代女性2人が昨年、外資系製薬会社を解雇されました。2人は迷った末に異動を受け入れたのに、その日に会社から受け取ったのは「解雇通知」。一体何が起きたのでしょうか。 この50代の女性2人は、米製薬大手マイランの日本法人で、医薬品の製造・販売などを行うマイランEPD(東京)の元社員。11日、加入する労働組合「東京管理職ユニオン」や弁護士と記者会見し、これまでの経緯を説明した。 外国人上司はさっさと休暇へ 異国で追い込まれた日本人 2人は2011年に同社の前身の会社に入った。今回の問題のきっかけは、昨年8月31日付で2人に会社側から交付された配置転換命令。その後、同社の勝山事業所(福井)で10月9日から仕事を始めるようにと指示されたという。 労組によると2人は採用時に、「転勤はない」という説明を会社側から受けていた。1人は同居する義父の介護をしながら勤務。もう1人は、介護に加え、自身も目の疾患を抱えて主治医への通院が欠かせない。いずれも、東京を離れての勤務は極めて難しい状態だったという。 配置転換命令をうけ、2人が加… |
遠方の転勤、迷った末受け入れたのに… 結果は「解雇」
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