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少年院教官がアダルトサイト閲覧 動画など400件保存

法務省東京矯正管区は14日、機密情報などが入った業務用パソコンで勤務中にアダルトサイトを見たり画像を保存したりしたとして、赤城少年院(前橋市上大屋町)庶務課の男性法務教官(58)を減給5分の1(4カ月)の懲戒処分とし、発表した。


院によると、男性教官が使用したのは収容中の少年らの個人情報などが保存され、インターネット接続が禁じられているパソコン。昨年1月21日~11月1日の院内での勤務中、風俗や出会い系など約1万5千件のサイトを閲覧し、アダルト画像や動画など約400件を保存していたという。


昨年11月1日に同僚が気づき、発覚。ウイルス感染や情報流出は確認されなかったという。男性教官は「暇つぶしのためだった」と話しているという。


院内では上司の許可を得れば別のパソコンに有線LANを接続してインターネットは使えた。男性教官は2017年12月、このパソコンで風俗サイトを閲覧したとして院長から口頭で厳重注意を受けていた。


赤城少年院は今回、再発防止のため、LANケーブルに物理的な鍵をかけるなどの対処をしたという。髭右近(ひげうこん)竜紀院長は「国民の公務への信頼を著しく損ない、深くおわび申し上げる」とコメントした。(丹野宗丈)


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