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静岡で小学生の定番「横断バッグ」 県外にじわり浸透中

小学生が道具箱やリコーダーを入れる通学用バッグとして、静岡県内では定番の「横断バッグ」。この横断バッグが、県外にもじわじわと人気を広げている。県外であまり知られていないことがSNSなどで話題になったことも、背景にあるようだ。


横断バッグは、2人の子どもが横断歩道を渡る標識のイラストがデザインされており、静岡市駿河区池田にある「宮原商店」の登録商標だ。黄色地に黒で大きく「横断中」と書かれたデザインが特徴だったが、15年ほど前から茶色やピンクといったカラフルな商品に加え、保護者や客の声でつくられた同デザインのティッシュ&ハンカチケースやスマホホルダーなど、商品の幅を広げている。関連グッズも含めると、年間4万個以上売り上げるという。


県外からは、インターネットを通じた注文がじわじわと伸びている。2013年には30件ほどだったネット注文が、18年には160件ほどになった。


宮原商店の杉山妙子社長(68)によると、県外に商品が知られるようになったきっかけは14年、検索サイトの「話題のキーワード」の1位に「横断バッグ」がランクインしたことだという。


静岡第一テレビの情報番組「ま…


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