2020年東京五輪のチケット販売の抽選結果が発表された20日、結果の通知を装ったとみられる不審なメールが広島県内の60代の男性に届いた。県は、個人情報を抜き取るためのものだった可能性もあるとみている。
県消費生活課によると、20日、男性のパソコンに「抽選結果のお知らせ」というメールが届いた。本文にはURLが記載されており、クリックすると東京五輪の公式サイトそっくりの画面が表示されたという。
公式サイトで事前に登録していたメールアドレスとパスワードを求められ、入力すると「50分待ちです」との表示に切り替わった。約1時間後にふたたびメールを確認しようとしたところ、メールそのものが消えていたという。不審に思った男性が県生活センターに連絡して発覚した。
県によると、公式のメールにURLは記載されていない。
メールアドレスとパスワードが…