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「かわいい」「癒やされる」ともてはやされるクラゲ。「厄介者」とみられてきた時代から、その魅力にいち早く気づいた水族館があった。 「脳も心臓も骨もありません。そんな体でどうしてこんなに優雅に動けるのでしょう」。アナウンスが流れる中、青や赤に照らされた水槽のクラゲが、薄暗いホールに白く浮かんだ。カップルや親子連れら約100人が座って眺める。神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館で、一日6回開かれるクラゲショーだ。 水族館には国内外約50種のクラゲがいて、その規模は国内有数。前身の江の島水族館が1954年に開館した時から、地元に生息する生き物としてクラゲを展示している。当時はまだ多くの人にとって、「海の厄介者」でしかなかった。飼育方法が確立されておらず、採取しても1週間育てるのがやっとだった。 クラゲ研究に熱心だった昭和天皇も同館をたびたび訪れたそうです。文末にはクラゲにちなんだ会員限定のプレゼントもあります。 クラゲ研究に熱心な昭和天皇が… |
「海の厄介者」一転いやし系 光当てると心に刺さった
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