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赤紙に父が涙、母はその手を切れなかった 伝えたい戦争

大阪府堺市の小学校や中学校で先生をしていた女性グループが、自身や親の戦争体験をまとめた冊子をつくった。副題は「語り継ごう! 次の世代、その次の世代へ」。子どもたちや学校の先生に手にとってほしいと願っている。


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日本中が戦場だった 300枚の写真、映像が語る空襲


A4判の「聞いて! 戦争があったこと ~絵と文で語り継ぐ戦争体験」を編んだのは、府退職女性教職員の会・堺地区の会員。


45年3月から8月にかけてあった堺空襲の被害を中心に、戦時下の生活▽父の軍隊生活▽朝鮮からの引き揚げ▽新しい憲法――など10人が語った内容を20の話題にまとめて絵と分かりやすい文章を添えた。


小学校の先生だった馬場茂美さん(75)は「戦争に行く前の夜」を寄せた。


馬場さんが生後3カ月のとき、父武雄さんは召集令状を受けとり、行きたくないと泣いた。母やすえさんは、そんな武雄さんの手を包丁で切ろうとした。鉄砲が持てなくなったら行かずにすむはずだと。でも切れなかった。軍隊に取られた武雄さんはミャンマーで戦死。送られてきた白木の箱の中身は木切れだった。


馬場さんは父の顔を知らない。母は96歳で亡くなるまで夫の帰りを待っていたという。


冊子の始まりは、会員がそれぞれや親の戦争体験を持ち寄って19枚の紙芝居をつくった2014年4月にさかのぼる。できた紙芝居で翌年から出前授業を始めたのは、代表で中学校社会科の先生だった松川栄子さん(64)によると、忘却への危機感だった。「まだ私たちには戦争体験を語ってくれる人がいた。今の子どもはもちろん、体験談を直接聞いたことがない世代が先生になっている」。どうすれば戦争反対の思いをつなげられるだろうかと考えたと振り返る。


それも会員の高齢化にともなっ…


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