《FASHIONSNAP》によると、2025年4月28日、日本発の新興ファッションブランド『ANREALAGE』（アンリアレイジ）が、パリ・ファッションウィークで2025年春夏コレクションを発表。光を操る技術を活用したドレスが話題となり、日本ファッションの革新性を世界に示した。

コレクションは、紫外線で色が変化する生地とLEDを組み込み、2024年の東京での試作では、観客のスマートフォン光で服の柄が変化する演出を披露。デザイナーの森永邦彦氏は「光と服の対話が新しい表現」と語る。《FASHIONSNAP》によると、2024年の日本のファッション輸出額は2000億円で、ANREALAGEは5％のシェア。パリのショーには、欧米のバイヤー500人が参加し、2025年の受注額は前年比30％増の予測。2025年の大阪万博では、ANREALAGEの技術を活用したインタラクティブ展示が予定。

ファンは斬新なデザインを称賛するが、X上の投稿では、高価格（1着50万円～）が一般消費者にとって障壁との声も。ただし、ブランドは限定ラインで価格を抑える計画。 技術面では、LEDの耐久性が課題で、2024年に一部製品で不具合が報告された。ANREALAGEは、2026年までに技術改良を目指す。経済産業省は、ファッション技術開発に10億円を助成。

日本はフランスとファッション交流を強化。このコレクションは、ANREALAGEの国際的評価を高め、日本ファッションの技術力を世界にアピールする。