フリーアナウンサーの大島由香里（41）は、2025年4月29日に放送されたTOKYO MXの番組「5時に夢中！」にMCとして生出演し、自転車の交通違反に対する罰金制度の導入について自身の考えを述べました。​スポニチ Sponichi Annex+1BIGLOBEニュース+1

警察庁は、2026年4月から自転車の交通違反に対しても反則金を徴収する取り締まりを行う方針を固めています。​具体的には、スマートフォンの使用などの「ながら運転」には1万2000円、踏切立ち入りが7000円、逆走や歩道通行などの信号無視や通行区分違反には6000円の罰金が科される予定です。​スポニチ Sponichi Annex

一方で、自転車専用レーンの整備が不十分であることから、SNS上では「その前に自転車専用レーンをきちんと作ってくれないと、車とギリギリの距離で生きた心地がしない」「罰金取りまくってその予算で自転車専用レーンを敷いてほしい」「自転車専用レーンに入ってくる車や駐車している車にも罰金科して下さい」などの意見が寄せられています。​スポニチ Sponichi Annex

大島は、愛娘を保育園に通わせていた際の体験を語りました。​「自転車で毎日、保育園へ送っていた時、後ろに子供を乗せて、第一京浜を通ったんですけど、自転車専用レーンがあるんですよ、一応」と述べ、​「第一京浜といえば都内でも特に交通量が多く、最大8車線の広い国道。めちゃくちゃ車が路上駐車していて、そこを超えるのに毎回、死ぬ気で渡らなきゃいけないというのはずっと経験してきて」と、​当時の危険な状況を振り返りました。​スポニチ Sponichi Annex+1Livedoor News+1

大島はさらに、「もし子供がこれをやらなきゃいけないとなったら、とても自転車に乗せようという気にならない。どっかに訓練してきて下さいというくらい、本当に危ない」と述べ、​自転車の安全な通行環境の整備の重要性を訴えました。​スポニチ Sponichi Annex

元女子プロレスラーでタレントの北斗晶も番組に出演し、「罰金とかを決める前に、やらなきゃいけないことがあるんじゃないですか？」と、罰金制度の導入に対して慎重な立場を示しました。​スポニチ Sponichi Annex

自転車の交通違反に対する罰金制度の導入を巡っては、罰則の強化とともに、安全な走行環境の整備が求められています。​今後、自治体や関係機関がどのような対策を講じていくのかが注目されます。