菊池投手は5回3分の2イニングを投げて球数は110球、ヒット7本を打たれ、フォアボールも4つ出しましたが4つの三振を奪い、無失点に抑える好投でした。

エンジェルスはこのあとリードを広げて7対4で勝ち連勝を「8」に伸ばし、今シーズンの成績を25勝25敗として勝率を5割に戻しました。

菊池投手はアストロズから移籍後、初勝利をマークし今シーズンの成績は1勝4敗、防御率3.17になりました。

菊池投手は、開幕からおよそ2か月、先発11試合目での初勝利について「うれしい。個人的にはあまり気にしていなかったが、勝ち星がつくとつかないとでは気持ちも多少違ってくる。まず1勝できたので次回以降も波に乗っていきたい」と喜んでいました。

一方で、6回に2アウトから2者連続のフォアボールで満塁としてマウンドを降りたことについては、「球数が100球を超えてから疲れて、フォアボールが続いたことが悔やまれる」と反省も忘れませんでした。

チームは8連勝で、今シーズンの成績を25勝25敗の勝率5割に戻していて、「『このチームは必ず上に行ける』という意識でシーズンを始めていた。4月に少しつまずいたが、今のチーム状況は非常にいい。まだまだシーズンも長いので、チームもここから波に乗っていきたい」と前向きに話していました。