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人は何歳まで生きられるか?

作者:未知  来源:每日新闻   更新:2005-9-9 8:23:00  点击:  切换到繁體中文

◇楽しく暮らせばゆっくり進む

 健康で長生きは万人の願いだが、中高年になると駅の階段がつらいし、目もかすみがち。体は着実に時を刻んでいる。人はなぜ老化するのか。どうすれば元気に長く生きられるのか。東京都老人総合研究所の白澤卓二研究部長(47)に聞いた。【大森泰貴】

 ★最大寿命

 人はいったい何歳まで生きられるのだろうか。

 ギネス記録では、確認できる史上最高齢者は1997年に122歳で亡くなった南仏のジャンヌ・カルマンさんという女性だ。「85歳でフェンシングを始め、100歳でまだ自転車に乗るなど卓越した運動能力やバランス感覚を持っていたようです」と白澤部長。晩年は白内障や難聴を患ったが、頭脳は明晰(めいせき)で13歳の時に伯父の画材店で会った画家ゴッホについて「汚くて、服装がだらしなく、不快な人」と語るなど記憶は鮮明だった。

 カルマンさんは母が86歳、父が93歳と長寿だった。長寿者の多い家系が示すように遺伝的要因は大きい。「カルマンさんに限らず100歳を超えて健康で活動的な『百寿者』は弱点がなく、全身がバランス良く老化しています。糖尿病、心臓病など生活習慣病やがんを抱えていたら100歳まで生きられない。病気への抵抗力の強い『長寿遺伝子』があると考えられます」。長寿遺伝子の研究は世界中で急ピッチで進んでいる。

 昨年、90歳以上の日本人は101万6000人と初めて100万人を突破。平均寿命は47年の男性50・06歳、女性53・96歳が03年には男性78・36歳、女性85・33歳に延びた。「20世紀に先進国で30年も平均寿命が延びたのは結核など感染症を克服したから。今は生活習慣病やがんの克服が課題です」。今まではカルマンさんら遺伝的“スーパーエリート”でないと百寿者になれなかったが、生命科学の発達で普通の人も100歳を超えて生きられる時代が来るという。

 ★時を刻む人体

 老化の原因となる「主犯」は活性酸素だ。活性酸素は細胞内で呼吸やエネルギー生産を行うミトコンドリアで酸素が処理される際に必ず生まれる。DNAを傷つけ、体内の組織をサビ(酸化)させる元凶となり、動脈硬化や筋力低下をまねくのだ。このほか、ミトコンドリアの機能異常で細胞が自殺する場合など活性酸素によらない老化もある。「主犯」の活性酸素以外に多数の「共犯」がいそうだ。

 例えば皮膚や免疫系の細胞などの分裂回数には限界がある。物理的に寿命を決める“時計”があるのだ。「遺伝子を含む染色体の両端がテロメアという特殊な構造になっていますが、分裂するほどテロメアが短くなり、これがなくなると染色体に異常が起こり分裂できなくなる」

 生体のリズムもある。象は約70年、ネズミは約3年が寿命だが、生涯の鼓動の数はともに約15億回でほぼ等しい。「遺伝子研究に使う線虫の排せつ回数は生涯に約3万回。人が1日1回排便して80歳まで生きると約3万回。生物の一生を左右する『絶対数』があるのかもしれません。こうした原理が分かれば、老化の解明に役立ちます」。鼓動や呼吸も時を刻んでいるのだ。

 成長ホルモンや性ホルモンの分泌も加齢で減る。これをコントロールしているのは脳だ。「脳の視床下部にも老化時計があり、長いスパンで人間の体質変化を支配しているようです」

 ★ダイエット

 白澤部長は「老衰死というのは実はありません。医者が直接の死因を特定できないだけで、本当はみな病気で死んでいる。ネズミは大半白血病で死にます。人間だと昔は感染症。今はがんや生活習慣病ですが、人生百年時代が来たら別の病気が死因になるでしょう」と話す。

 積極的に寿命を延ばす方法はあるのだろうか。「カロリー制限が有効です」。原生動物から魚、ネズミまでダイエットすると寿命が1・4倍から2倍近く延びる=グラフ。「ネズミの筋肉を調べると、普通にエサを食べたマウスでは老化とともにDNAが壊れ、エネルギー代謝も下がる。でもカロリー制限したマウスではそうした現象が見られません」。中年以降急に太りだした人なら、学生時代の体重に戻せばいいという。

 さらに生活環境や生きがいが大切だ。マウスは通常、狭いケージで4、5匹を飼育するが、運動できるよう回し車を置いたり、広いケージにトンネルやボールなど遊び道具を置き、仲間の多くいる刺激的な環境だと、脳の神経細胞が分裂して増え、神経細胞の寿命も長くなるという。白澤部長は「運動や趣味は仕事の合間の暇つぶしとみる人もいますが、『健康に長く生きる』という観点からはものすごく大事です。7月に富士山登山をした際、自分の血中の成長ホルモンを測ったら、頂上では、登山前に比べて5・8倍に増えていました。40歳過ぎて始めたピアノでも脳が非常に刺激されている気がします」。

 食も重要だ。白澤部長は抗酸化物質を多く含むフランス料理の監修もしている。「ローズマリーのロスマノールやカルノソールなどの成分や鮭(さけ)のアスタキサンチンには強い抗酸化作用があります」。自然な環境で運動している地鶏など食材を選ぶと有効成分を多く摂取できるとか。

 おいしく適度に食べ、スポーツや趣味を楽しんで長生きできるならこんないいことはない。のんびり生きれば老化時計もゆったり時を打つかもしれない。


 

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