三井住友海上火災保険は20日、米国系のマスミューチュアル生命保険からコンサルタント部門の営業職員と拠点を引き継ぎ、10月からグループの生保で直営の保険商品販売を開始することを明らかにした。直販を始めるのは子会社の三井住友海上きらめき生命保険。マスミューチュアルが9月いっぱいで解雇する営業職員約100人のうち75人と、全国の8営業拠点すべてを引き継ぐ。
マスミューチュアルは銀行の窓口販売に特化するため、コンサルタント部門の営業職員による販売からの撤退を決めており、解雇者の受け入れ先を探していた。【坂井隆之】
毎日新聞 2005年9月21日 3時00分