イスラエル軍は２３日、ヨルダン川西岸で、ガザ地区からの撤退完了後初めての死者を伴う掃討作戦を行いました。

　イスラエル軍は２３日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区トルカレムの近郊で、イスラム原理主義組織「イスラム聖戦」に対する掃討作戦を行い、パレスチナ人３人を射殺しました。

　その後、ガザ地区からパレスチナ武装組織が報復として発射したとみられるロケット弾がイスラエル領に着弾しました。

　この他、ガザ地区のジャバリア難民キャンプではイスラム原理主義組織「ハマス」の集会中に爆発があり、子供を含む１０人が死亡、８５人が重軽傷を負いましたが、イスラエル軍は関与を否定しています。