阪神・星野仙一シニアディレクター(58)と村上ファンドを率いる村上世彰氏(46)が7日夜に都内ホテルで会談した事実を、8日、複数の関係者が認めた。会談について阪神・牧田俊洋球団社長(55)は「全く知らない」と否定も肯定もしなかったが、複数の関係者は本紙の取材に対し「2人が会ったのは事実」と語った。内容についてはいずれも明らかにしなかった。
一方、阪神電鉄側と村上ファンド側は水面下で下交渉を継続。その結果、村上氏が11日午前に大阪・野田の阪神電鉄本社を訪問し、西川恭爾社長(66)とトップ会談を行うことが決定した。同ファンドによる株大量保有が発覚して以来、初のトップ会談だけに成り行きが注目される。