【ブリュッセル福原直樹】欧州連合(EU)は13日、トルコで発生した鳥インフルエンザのウイルスが毒性の強いH5N1型であると確認した。一方、ルーマニアで報告されたケースでもウイルスを確認、EUは同国からの鶏肉などの輸入を禁止した。EUによると、ルーマニアの場合もH5N1型の可能性があるという。
H5N1型のウイルスでは03年以来、タイ、ベトナムなどで約60人が死亡している。EUは「シベリアからの渡り鳥が感染源」だとしており、アジアでの発生との関連を調べている。
鳥インフルエンザ、渡り鳥の調査開始