サッカーのイングランド・プレミアリーグは15日、ロンドンなどで行われ、中田英寿のボルトンは首位のチェルシーに1-5で大敗した。中田英は1-0の後半開始から出場したが、目立った活躍はなかった。チェルシーは開幕9連勝。
ウェストブロミッジはホームでアーセナルに2-1で勝ったが、稲本潤一はベンチ入りしなかった。(ロンドン共同)
〇…後半開始からピッチに立った中田英には、つらいボルトンの逆転負けとなった。
開幕8連勝のチェルシーから前半4分に先制点を奪う願ってもない展開。その後も前半はボルトンが相手ゴールを脅かす場面もあり、王者に今季初めて土をつける期待が生まれかけた。
しかし後半7分、ほぼ正面のFKからこぼれ球をドログバに押し込まれると、リズムが一気に崩れた。10分に勝ち越しゴールを許した後、味方DFが故意のハンドで一発退場になったこともあり、短時間で大量失点。4点目まではボールを拾い上げて素早くセンターサークルへ駆け戻っていた中田英も、5点目が入るとぼうぜんと立ち尽くした。(共同)