任天堂は14日、家庭用ゲーム機「ゲームキューブ」(1万4000円)を10月27日からオープン価格に変更することを明らかにした。関係者によると「年末商戦であることを考えると、1万円を切る店舗が増えるのでは」と話しており、各メーカーの戦略に影響を与えそうだ。
ゲームキューブは01年9月に発売。05年9月25日までに国内で計380万台(エンターブレイン調べ)を販売した。ライバル機種となるソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション2」は1825万台で、差をつけられている。
任天堂は、06年に次世代ゲーム機「レボリューション(仮称)」を発売する計画を打ち出している。【立山夏行、河村成浩】