エース三浦大輔が「突っ張ることが男の~」(男の勲章)のフレーズで有名な歌手・嶋大輔を指南する。全く面識のない2人だが、元巨人・江藤省三監督率いる硬式野球クラブチーム「神奈川BBトリニティーズ」の入団テストに合格した嶋が、自らのレベル向上のため三浦に弟子入りを熱望したのがきっかけ。16日に嶋が横須賀秋季キャンプを訪れ、初対面が実現する予定だ。三浦は秋季キャンプ中とあり直接指導は難しいとしながら「技術的なものか、精神的なものかは分からないが、喜んでお会いしたい」と一肌脱ぐことを決意した。今季防御率と奪三振の2冠を獲得したハマの番長が、マウンドでの経験を「番長・嶋」に伝授する姿が見られるかもしれない。
≪横浜 クルーンに“最後通告”≫横浜が契約交渉の難航しているマーク・クルーン投手(32)に“最後通告”を言い渡したことが分かった。山中球団専務が「数日前に(再提示)した。最大限の評価はした。イエスかノーか。ノーなら再提示はしない」と話したもの。球団は2年総額4億円程度のオファーを出したもようで、現在は回答待ちとなっている。これまで球団側はファンサービスなどグラウンド外での働きも評価した上で、今季の4200万円から外国人では異例となる複数年の2年3億円プラス出来高を提示。しかし双方の考えた額に大きな開きがあったため、交渉は平行線のままだった。
3年契約も視野に入れていたクルーンがどれだけ譲歩するかが今後の焦点。12月1日から他球団との交渉が解禁となるだけに、今後の動向に注目が集まる。