母子保健の発展に貢献した個人を表彰する第27回母子保健奨励賞(母子保健功労顕彰会主催、毎日新聞社など後援)の受賞者15人が18日、東京・元赤坂の東宮御所を訪れ、皇太子さまからお祝いと励ましを受けた。皇太子さまは約40分にわたって受賞者一人一人と懇談した。
子どもの虫歯予防に取り組む群馬県の歯科衛生士、宮下芳子さん(54)に、皇太子さまは長女の愛子さま(3)が朝晩に歯磨きしていることを明かし、「愛子は自分で上手に磨きますが、今朝は私が仕上げ磨きをしました」などと話した。
また、子どものリハビリ治療に取り組む大阪府の理学療法士、瓦井義広さん(46)が子育ての中での父親の役割について話すと、皇太子さまは「子どもにとってお父さんは大切なので頑張って下さい」と話した。