ペルーの民放局アメリカTVは30日夜、広島市の小1女児殺害事件で逮捕、送検されたペルー人のフアン・カルロス・ピサロ・ヤギ容疑者(30)のリマ在住の妻とのインタビューを放送、妻は「夫を信じている」などと泣きながら語った。
妻によると、ピサロ容疑者は逮捕の数時間前に妻に電話して「警察関係で問題を抱えている」と話したという。「何があったのか」と尋ねても「警察に追われているが理由は分からない」と話していたという。
同容疑者は自宅購入資金を稼ぐために8歳の息子と2歳の娘を残して日本に渡った。妻は「息子や娘がいるのに、そんな事件を起こすわけがない」と訴えた。息子は「お父さんに会いたい」という手紙を書くつもりだと話した。(リマ共同)