日本経団連が25日発表した大手企業の今夏のボーナス妥結状況(第1回集計)によると、好調な企業業績を反映し、113社の平均額は87万7191円だった。同じ113社の前年夏のボーナスとの比較では平均1.85%増えて、4年連続で前年夏を上回り、80万円台の高水準が続いている。
調査対象は、東証1部上場で従業員500人以上の288社。現在約66%が妥結し、このうち平均額を算出している113社で集計した。
自動車は前年夏より1.16%増の110万7449円で過去最高。鉄鋼も好調で同15.51%増の95万578円。一方、原油高の影響を受ける紙・パルプは同1.17%減の72万8267円だった。
経団連は7月中旬に最終集計を発表する予定。