【ウィンブルドン(英国)山科武司】テニスのウィンブルドン選手権第7日は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われた。女子シングルス4回戦は、2年ぶりの頂点を狙うマリア・シャラポワ(ロシア)がフラビア・ペンネッタ(イタリア)を7-6、3-6、6-3で破って準々決勝に進んだ。全仏オープン覇者のジュスティーヌ・エナン・アーデンと第2シードのキム・クライシュテルスのベルギー勢、第1シードのアメリ・モレスモ(フランス)も快勝。また李娜(中国)が、中国女子勢として初めて、4大大会で8強入りを果たした。
男子シングルス4回戦は4連覇を狙うロジャー・フェデラー(スイス)、全仏オープン優勝のラファエル・ナダル(スペイン)が順当に準々決勝に進んだ。第6シードで元王者のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)、第7シードのマリオ・アンチッチ(クロアチア)、全豪オープン準優勝のマルコス・バグダティス(キプロス)らも勝ち、ベスト8が出そろった。
ジュニア女子シングルス1回戦は森田あゆみ(フリー)がアリーナ・ロディオノワ(ロシア)を破った。男子シングルスの会田翔(荏原SSC)は1回戦で敗れた。
毎日新聞 2006年7月4日 10時19分