皇太子ご夫妻が長女愛子さまを連れ、8月17~31日の約2週間、雅子さまの治療を兼ねオランダで静養することが28日、閣議で報告された。
宮内庁によると、滞在先は首都アムステルダムから東約80キロ、人口約16万人のアッペンドールンにあるオランダ王室の施設。随従員11人には愛子さまの世話役、雅子さまの担当医も含まれる。皇族が静養目的に外国訪問するのは初めてになる。
アッペンドールンは天皇、皇后両陛下も1979年と00年の2回訪れたことのある都市で、皇太子ご一家滞在中には、オランダのベアトリックス女王らとの懇談なども予定されている。
毎日新聞 2006年7月28日