14日午前0時55分ごろ、大阪府大東市野崎1の毎日新聞野崎販売所=中原建夫所長(63)=から出火、3戸1棟の木造2階建て店舗兼住宅延べ約155平方メートルを全焼した。中原所長が逃げる際に腰を打つなど軽いけがをし、中原所長の妻(58)と三男(26)は逃げて無事だった。現場にいた同販売所の従業員、幸津孝之容疑者(22)=同市深野5=が火をつけたと認めたため、府警四条畷署は現住建造物等放火容疑で逮捕した。
調べでは、幸津容疑者は1階店舗部分にガソリンをまき、放火した疑い。「店が燃えたら仕事をしなくていいだろうと思った」と供述しているという。同販売所によると、幸津容疑者は勤務態度が悪かったという。
毎日新聞大阪本社代表室の話 弊社の取引先である販売店に勤めていた従業員が逮捕され、誠に遺憾です。火事により周辺の皆様に多大なご迷惑をかける結果となり、心からお見舞い申し上げます。
毎日新聞 2006年8月14日