高知県室戸市の空き地に埋めてあった大型クーラーボックスから7日、白骨化した遺体が見つかり、室戸署が8日、司法解剖したところ、後頭部に亀裂骨折がみつかった。同署は、これが死因となった可能性もあるとして、死体遺棄と殺人の疑いでも捜査を始めた。
また、遺体は所持品などから、21年前に行方不明になった会社員の男性(当時39)の可能性が高いことが分かった。
同署によると、クーラーボックスから、同県安芸市出身で高知市内に住んでいて、83年11月末に家出人捜索願が出された会社員名義の運転免許証が見つかった
。遺体は年齢が40歳前後、身長約160センチの男性で、死後20年程度経過していることから、この会社員の可能性が高いとみている。 (08/08 20:01) |