愛知県の公立高校の一般入試が12日始まり、受験生らは県内81会場で問題に取り組んだ。この日は、Bグループを志望した約3万1000人が受験した。平均倍率は1.97倍(前年度2.0倍)になった。
名古屋市瑞穂区の県立瑞陵高では、計713人が受験。時折小雪が舞う中、受験生たちは学習塾関係者の「頑張れよ」の声を背に、硬い表情で試験会場に入った。1時間目の国語の問題が配られると、メガネをふいたり、祈るように手を合わせるなどピンと張り詰めた空気の中で試験開始の合図を待っていた。
Aグループの試験は15日に行われ、合格発表は両グループとも23日。【山田一晶、桜井平】
毎日新聞 2007年3月12日 13時40分 (最終更新時間 3月12日 13時56分)