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白夜の南極にペンギンの大行列 夏迎え、子育てに戻る

作者:汉拿锡 文章来源:朝日新闻 点击数 更新时间:2004/11/24 19:12:00 文章录入:汉拿锡 责任编辑:汉拿锡

昭和基地沖のリュツォ・ホルム湾で、青白い氷山をバックに南極大陸沿岸を目指して歩くアデリーペンギンたち=武田剛写す
昭和基地沖のリュツォ・ホルム湾で、青白い氷山をバックに南極大陸沿岸を目指して歩くアデリーペンギンたち=武田剛写す

 夏に向かい太陽が沈まなくなった南極に、アデリーペンギンたちが続々と姿を現している。長い冬を暖かい地域で越し、大陸沿岸で子育てをするために戻ってきたのだ。

 昭和基地沖のリュツォ・ホルム湾では、この時期、昼間の気温は零下5度前後。青白い氷山をぬうように、ペンギンたちが大行列をつくって、海辺の営巣地をめざして歩いていく。

 アデリーペンギンは体長70センチほど。12月中に二つの卵を産み、2月までにひなを巣立たせる。

 基地周辺で、再び日が沈み始めるのは1月半ば。動物たちはやわらかい陽光の下で、新しい生命を育んでいる。(南極支局=武田剛)

(11/23 18:56)

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