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市川さん遺族、息子に代わり成人式に

作者:未知 文章来源:TBS 点击数 更新时间:2010/1/14 16:03:55 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

3年前、東京で起きたエレベーターの事故で亡くなった男性の母親が、「生きていれば」迎えるはずだった息子の成人式に出席しました。

 11日朝、東京・港区で行われた「成人のつどい」。晴れやかな祝いの式に、息子に代わって出席した母親の姿がありました。3年半前、息子の大輔さん(当時16)をエレベーター事故で亡くした市川正子さんです。

 大輔さんは高校からの帰宅途中、自宅のあるマンションのエレベーターから12階で降りようとしました。しかし、扉が開いたまま突然カゴは上昇、大輔さんは天井とカゴの間に体をはさまれて死亡しました。

 正子さんは現在も事故のあったマンションに住んでいます。12階までは階段を上る毎日です。

(エレベーターは?)
 「使おうと思ったことは一度もない」(市川正子さん)

 それでもこのマンションを離れられない理由は、未だに事故の原因が解明されていないからです。

 「今もこの事故の原因が全面的に解明されてない。(原因の解明を)子どもは待っている」(市川正子さん)

 去年2月、市川さんらの訴えで、国土交通省にエレベーター事故の調査委員会が発足しましたが、事故原因の解明はできませんでした。一方、刑事事件として裁判での真相究明が待たれますが、その裁判はまだ始まってもいません。

 本来なら成人の日を迎えるはずだった大輔さん・・・。当時の友人たちは今でも心に残っているといいます。

 「負けず嫌いだった」
 「一緒にいて楽しかったので、今でも忘れないですね、市川くんのことは」(同級生)

 「息子もみんなと同じように大人になった姿を見られればと思うと、胸はいっぱいになりますが」(市川正子さん)

 市川さんは、警察よりも率先して事故調査ができる第三者機関の設置を求めています。(11日17:39)
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