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福島原発、海底をセメントで覆う工事

作者:未知 文章来源:TBS 点击数 更新时间:2012/3/1 13:12:04 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

福島第一原発の上空からの最新映像です。事故の生々しい傷跡が、上空からもはっきりとわかります。高濃度の汚染水が海に流出した事態を受けて、現場では海底にたまった放射性物質の拡散を防ぐため、海底をセメントで覆う工事が28日から始まりました。

 「4号機の原子炉建屋。その奥に見えるのが3号機の原子炉建屋です。激しく、上が壊れているのが確認できます」(記者)

 午前9時すぎ、JNNのヘリコプターが福島第一原発から3キロメートルの地点まで近づきました。国土交通省が、原発事故にともなう上空の飛行禁止区域をこれまでの半径20キロメートルから3キロメートルに縮小したため、より接近しての撮影が可能となりました。

 「この原発の前の海には事故後、高濃度の汚染水が流出しました。海底の泥に含まれる放射性物質が拡散しないよう、きょうからセメントで海底を覆う工事が始まっているもようです」(記者)

 1号機から3号機の原子炉では、損傷した燃料に触れた冷却水が高濃度の汚染水となって漏れ出していますが、事故直後には海にも流出し、付近の海底の泥や砂からはきわめて高い濃度の放射性セシウムなどが検出されています。

 東京電力は放射性物質を含んだ泥などが舞い上がり、海に拡散しないように、海底を粘土やセメントで固める工事を28日から始めていて、3か月から4か月かけて海底を厚さ数十センチのセメントで覆う予定です。

 敷地内には汚染水を保管するタンクが1000基以上も建ち並び、汚染水を処理した後の超高濃度の放射性廃棄物の置き場所などをどう確保するかも大きな課題です。(28日15:20)

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