７人が重軽傷を負った静岡県熱海市のトラック暴走事故で、静岡県警は、トラックが過積載だったとして、１８日、トラックを運転していた男に子会社を通じて工事を発注していた広島市内の会社を家宅捜索しています。

　この事故は今月１４日、静岡県熱海市の県道下り坂をトラックが暴走し、バスや軽乗用車などに衝突し、７人に重軽傷を負わせたものです。

　警察は、トラックが最大積載量の２倍にあたる６トンを積み、過積載だったことがブレーキの制動力低下を招き、事故につながったとみて、午前８時半すぎから、広島市内の電気設備工事会社などを家宅捜索しています。

　この会社は、トラックを運転していた武田稔容疑者（５７）に子会社を通じて工事を発注していた元請け会社で、警察は、事故当日や日常の運行状況などを調べています。（18日11:38）