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南三陸町の病院、解体前に慰霊祭

作者:未知 文章来源:TBS 点击数 更新时间:2012/5/25 14:43:59 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

津波で多くの犠牲者が出た宮城県南三陸町の病院が解体されることになり、19日、慰霊祭が行われました。犠牲者の遺族も参列し、冥福を祈りました。

 南三陸町の公立志津川病院の慰霊祭には、町や病院の関係者300人が参列し、黙とうを捧げました。

 この病院では、津波で患者や看護師ら74人が犠牲になり、19日は遺族も訪れました。錦部久紀さん(71)もその一人で、入院していた妻・とみこさん(享年66)を亡くしました。

 震災の日、錦部さんは4階の病室でとみこさんを看病していました。激しい揺れの後、津波はその4階にまで押し寄せ、2人は屋上へと避難を始めました。しかし、とみこさんは途中で濁流にのまれました。

 「あっと思ったときにはもう、いないんだもんね。もう見たくなかったね、病院なんかは」(錦部久紀さん)

 震災発生から1年2か月が経ち、病院は21日から解体されることになりました。錦部さんは祭壇に花を手向け、じっと手をあわせて、とみこさんの冥福を祈っていました。

 「(慰霊祭で)一段落したから、末永く安らかに眠ってください」(錦部久紀さん)

 志津川病院は、現在、仮設の施設で診療を行っていて、跡地には緑地公園が整備されることになっています。(19日17:38)

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