調べでは、東条容疑者らは昨年７～８月の間、妻の素行調査を依頼した大阪府高槻市の会社員男性（５７）に「妻の帰宅時間を知らせなかった」などと因縁をつけ、ＪＲ新大阪駅の喫茶店などで「ペナルティーだ。ヤクザと付き合いがあるから、いつでも人を殺せる」などと脅迫。５回にわたって現金約３９０万円を脅し取った疑い。

　調べに対し、両容疑者は「金はもらったが脅していない。ビジネスの範囲内」などと否認しているという。会社員は昨年春に費用９０万円で調査を依頼。今年８月に同署に告訴した。【隅俊之】