世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級チャンピオンの山中慎介が４月16日に大阪市ボディメーカーコロシアムで８度目の防衛戦を行うと12日、所属する帝拳ジムが発表した。

相手は同級７位のディエゴ・サンティリャン（アルゼンチン）。27歳の右ボクサーファイターで世界戦の経験はないが、23戦全勝（15ＫＯ）の戦績を誇る。山中は東京都内のホテルで記者会見し、昨年10月以来の試合へ「練習していてバランスがいい。相手は打つ前と打ち終わりに隙がある。そこを突けば自然とＫＯはついてくる」と自信を示した。

前座の４回戦では元ＷＢＣバンタム級王者の辰吉丈一郎の次男、寿以輝（大阪帝拳）がプロデビューする。〔共同〕