22日に行われる東京マラソンにがんを克服した38歳のフィリピン人男性が挑む。元気に走る姿を通して「同じ病気に苦しむ子供たちに生きる希望を与えたい」。同国では高額な医療費を払えないため適切な治療を受けられず死亡する子供が少なくない。小児がん患者への支援を訴えるメッセージを身に着けてスタートラインに立つ。

「こんなに寒い中で走るのは初めて」。17日、滞在先に近い東京・浅草の路上でマラソンの練習を始め…