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兵庫・篠山市がヨウ素剤配布へ 原発30キロ圏外で全国初

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/2/20 5:15:15 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

兵庫県篠山市は19日までに、甲状腺被曝(ひばく)を抑える安定ヨウ素剤を、全市民に事前配布する方針を固めた。篠山市は関西電力高浜原発(福井県高浜町)から約50キロの位置にあり、同市によると、30キロ圏外の自治体がヨウ素剤を事前配布するのは全国初という。


原子力規制委員会の指針では、5キロ圏内の自治体には事前配布を求め、5~30キロ圏内では自治体が備蓄して事故後に、必要な場合は配布することとしている。


篠山市では、2012年度から協議を重ね、14年に市民約4万3千人と観光客の計5万人分を購入し、備蓄していた。今後、事前配布に向けた市民への説明や問診を行うという。


同市市民安全課は「緊急時に、備蓄したヨウ素剤を市民にスムーズに行き渡らせられるか、という懸念がある。事前に配布をして、市民の安全を図りたい」としている。〔共同〕


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