【ファルン（スウェーデン）＝共同】ノルディックスキーの世界選手権第３日は20日、スウェーデンのファルンで行われ、複合個人ノーマルヒルでソチ冬季五輪銀メダリストの渡部暁斗（北野建設）は６位だった。前半飛躍（ＨＳ100メートル、Ｋ点90メートル）で４位につけ、トップと27秒差でスタートした後半距離（10キロ）は終盤まで上位争いに加わったが、ラストスパートで振り切られた。

ヨハネス・ルゼック（ドイツ）が前半飛躍の５位から逆転して優勝し、初の金メダルを手にした。飛躍で２位だった渡部暁の弟善斗（北野建設）は７位と健闘した。

加藤大平（サッポロノルディックク）は17位、永井秀昭（岐阜日野自動車）は18位だった。

前半飛躍は強風で３時間半以上開始が遅れた。