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NATO防衛能力の底上げ重要 米英が一致

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/2/23 11:43:01 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

【ワシントン=共同】カーター米国防長官は22日、就任後初めてファロン英国防相と電話会談し、ウクライナ危機を踏まえ、北大西洋条約機構(NATO)の防衛能力の底上げが重要だとの認識で一致した。


英国はNATOが加盟国に求める国内総生産(GDP)比2%以上の国防費支出を維持している数少ない加盟国の一つ。しかし、財政赤字解消のために支出を削減するとの観測が出ており、カーター氏は英国防費の維持を求めたとみられる。


米国防総省のカービー報道官の声明によると、カーター氏は英国防省が進めている国防見直し作業に「深い関心」を表明、3月に予定されるファロン氏の訪米時に議論を深めたいと伝達した。


電話会談は、カーター氏のアフガニスタン訪問中に行われ、アフガンの治安維持や過激派組織「イスラム国」との戦いでの連携も確認。カーター氏が17日に就任後、外国の国防相と電話会談するのは初めてで、声明は「米英の深く、永続的な関係を反映したものだ」と強調した。


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