北斗星の引退に頭を悩ませているのが北海道、青森、岩手の３道県だ。北斗星はＪＲの路線のほか、第三セクターの鉄道会社が運営する並行在来線の区間も走行しており、三セクはＪＲから運行収入を得ている。北斗星の引退で運行収入が見込めなくなれば、三セクの経営に大きな影響が出る可能性があるという。

青森県などが出資する三セク「青い森鉄道」がＪＲから得ている運行収入は、約４億円（2013年度）で全収入の２割を占め…