【シドニー＝沢木祐二】週明け９日のシドニー外国為替市場で、円相場は前週末同時点（120円10～20銭）から65銭円安・ドル高の１ドル＝120円75～85銭で始まった。

ユーロ円相場は前週末同時点（132円45～55銭）から１円65銭円高・ユーロ安の１ユーロ＝130円80～90銭で推移している。

オーストラリア（豪）ドルは対ドルで前週末同時点（0.7770～0.7780ドル）から続落し、１豪ドル＝0.7705～0.7715ドル。２月の米雇用統計の良好な結果を受けてドル買い優勢となった前週末の流れを受けた。2009年以来約６年ぶりとなる豪ドル安水準。対円では前週末同時点（93円40～50銭）から30銭円高・豪ドル安の１豪ドル＝93円10～20銭で始まった。

ニュージーランド（ＮＺ）ドルは前週末同時点（0.7480～0.7490ドル）から続落し、１ＮＺドル＝0.7365～0.7375ドル。約１カ月ぶりのＮＺドル安水準。対円では前週末同時点（89円85～95銭）から90銭円高・ＮＺドル安の、１ＮＺドル＝88円95銭～89円05銭。

今週はＮＺ準備銀行（中央銀行）による政策金利と、２月の豪雇用統計がいずれも12日木曜日に発表予定。