日本フードサービス協会（東京・港）が25日発表した２月の外食売上高（全店ベース）は、前年同月比0.9％増と３カ月ぶりに前年実績を上回った。前年に大雪で客足が落ち込んだ反動とみられ、ファミリーレストランはじめほとんどの業種で増収となった。

業種別の売上高はファミリーレストランが前年同月比8.9％増。中でも「焼き肉」や「和風」が２桁増収だった。マイナスは異物混入問題の影響が続く日本マクドナルドを含むファストフードの「洋風」（16.2％減）と「居酒屋」（1.1％減）のみ。居酒屋は閉店を進めている大手もあり店舗数が5.2％減ったことが響いた。