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サウジ、地上部隊投入の構え イエメン軍事介入

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/3/26 21:11:29 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

【ドバイ=久門武史】サウジアラビアなどがイエメンで開始したイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ」への軍事攻撃について、サウジ筋は26日、ロイター通信に「秩序回復のため地上部隊の攻撃が必要となるかもしれない」と述べた。フーシは軍事介入に徹底抗戦する構えで、戦闘が拡大する懸念が高まっている。


中東の衛星テレビ、アルアラビーヤは同日、サウジが戦闘機100機と約15万人規模の部隊を動員したと伝えた。サウジ軍はイエメン国内の港に近づかないよう外国船舶に警告し、同国上空を飛行制限区域にしたと宣言した。


作戦には湾岸のアラブ諸国が加わり、国営サウジ通信によるとヨルダンやスーダン、モロッコ、エジプトも参加するとした。一方、フーシを支援しているとみられるイランは26日、ザリフ外相がイエメンの主権侵害に当たると非難した。


ハディ暫定大統領の軍部隊は同日、フーシが制圧していた南部アデンの空港を奪還した。イエメンでは国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「アラビア半島のアルカイダ」も活動を活発化させており、混乱が広がる恐れがある。


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