千葉県浦安市は28日までに、健康な女性が加齢による不妊を避ける目的で卵子を凍結保存する研究について、国から１千万円の交付金を受けることが決まったと明らかにした。内閣府によると、決定は24日付。

市によると、順天堂大浦安病院との共同研究で、市は2014年度の補正予算で順天堂大への補助金として３千万円を計上。うち２千万円を市の少子化対策基金から充て、残りの１千万円を国の交付金でまかなう。

市内の20～34歳の女性は保険適用と同等の３割負担で卵子凍結が受けられるようになる。〔共同〕