【ロンドン＝小滝麻理子】約１カ月後に迫った英総選挙戦で小政党が台頭している。２日夜の党首討論では、英国からの独立を訴えるスコットランド民族党（ＳＮＰ）や欧州連合（ＥＵ）離脱を唱える英国独立党（ＵＫＩＰ）が視聴者の評価を集めた。グローバル化や金融危機で経済社会のひずみが広がり、不満を抱える英国の有権者は過激な主張を掲げる小政党になびく傾向を強めている。

英下院（定数650）は３月30日に解散し、５…