自民と業界団体が再接近 参院選、組織内候補を積極擁立
自民党と業界団体が再接近を図っている。2016年夏の参院選では、安倍政権が進める農協改革で対立した農業団体が、比例代表で自民党からの候補者の擁立を準備する。全国郵便局長会も自民党に近づく。自民党は歓迎するが、安倍晋三首相の改革姿勢に影響を及ぼしかねない。
「比例代表の候補者もしっかり準備しなければ」。15年度予算成立から一夜明けた10日、首相は谷垣禎一幹事長と来夏の参院選に向けた対応を協議した。…