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マスターズ、松山5位 夢で終わらぬグリーンジャケット

作者:佚名 文章来源:nikkei.com 点击数 更新时间:2015/4/13 15:26:59 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

1936年に戸田藤一郎と陳清水がオーガスタに足を踏み入れて以来、日本から計29人がマスターズ・トーナメントに挑み続けてきた。70~90年代にかけてゴルフ黄金期を築き上げた「AON」青木功、尾崎将司、中嶋常幸もマスターズの常連だった。しかし最高順位は青木が16位(85年)、尾崎将は8位(73年)、中嶋も8位(86年)と、世界の名手たちの厚い壁に跳ね返されている。日本勢ベストは2001年に初挑戦した伊沢利光と09年の片山晋呉の4位だ。しかし今回、4度目の出場で5位となった松山英樹(23)が、優勝者に与えられるグリーンジャケットに袖を通す実力の持ち主であることは、目利きのオーガスタのパトロンたちも認めているだろう。4日間すべてアンダーパーをマーク、通算11アンダーはマスターズでの日本勢ベストスコア。最終日の66で見せた爆発力は大いなる魅力にあふれている。


最終ラウンドでプレーする松山英樹(12日)=AP


 


最終ラウンドでプレーする松山英樹(12日)=AP


アマチュアとして初出場した4年前、日本選手初のベストアマ(27位)に輝き、勝者のシャール・シュワーツェル(南アフリカ)と並んで表彰式の舞台に立った。外国人選手と比べても体格が全く見劣りしなかったAONと同じく、上背は180センチ以上ある。筋力トレーニングで鍛え上げた骨太の体から放たれるショットは力強く、正確だ。ボールの弾道が高いから、うねりのきついグリーンの傾斜にも影響されにくく、ピンを攻められる。ショット力だけなら、米ツアーでも十指に入るに違いない。第2ラウンドの2番(575ヤード、パー5)で、グリーンの傾斜を利用してピン左5メートルにつけイーグルを奪った第2打は好例だ。今大会中、松山がどれだけバーディーチャンスをつくったことか。


出場3回の元賞金王、谷口徹は「(ドライバーやアイアンのフルショットなど)ロングゲームがうまい。手首を使わないからスイングにねじれがなく、真っすぐ飛ばせる」と話す。ロリー・マキロイ(英国)やバッバ・ワトソン(米国)、ダスティン・ジョンソン(同)ら極め付きの長距離砲にはひけをとるものの、4つあるパー5で2オンを狙うのに飛距離で不自由はしない。しかも曲がり幅が少ないのが大きな強みだ。パットさえ入れば、第3ラウンドまでに2けたアンダーに届いたはず。ジョーダン・スピース(米国)やジャスティン・ローズ(英国)、フィル・ミケルソン(米国)と最終日に優勝争いができたに違いない。


ゴルフのマスターズ・トーナメントで5位に入った松山英樹(右、12日)=ロイター


 


ゴルフのマスターズ・トーナメントで5位に入った松山英樹(右、12日)=ロイター


第2ラウンドの12番(パー3)のチップインバーディー、第3ラウンドの8番(パー5)のイーグルなどグリーン周りのアプローチにも進化の跡をみせた。課題がパットにあるのは明らかで、松山も痛感している。ラインの読みとタッチ、ボールのスピードを合わせ、グリーンを手なずけるのにはもうちょっと時間がかかるのか。


ただ松山にオーガスタは向いている。初出場の時に感じ取ったはず。だからこそ、本人も「優勝」を口にしてはばからない。マスターズではコースとの相性が良ければシニア年代になっても優勝争いができる。大会3勝のミケルソンは12度目の挑戦で初優勝を果たした。松山もパッティング技術を磨き、この先、毎年出場し続けて経験値を重ねれば、優勝のチャンスは何度も訪れることだろう。


(編集委員 吉良幸雄)





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